小笠原村に核ごみ文献調査 村長説明に住民らから不安や戸惑い

社会 毎日新聞 2026年04月13日 21:29
小笠原村に核ごみ文献調査 村長説明に住民らから不安や戸惑い

 「多くの意見をどう受け止めるか悩んできた」――。東京都小笠原村に突如向けられた、原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)最終処分場の選定を巡る議論。国が村に文献調査を申し入れてからわずか1カ月余り。村へは多様な考えが寄せられた中、渋谷正昭村長は説明会で、決断に至った思いを吐露した。参加した村民からは「時期尚早だ」「議論が深まっていない」などとの不安や戸惑いの声が上がった。

 13日は正午から母島、夜に父島で説明会が開かれた。参加した島民からは「村長の意思が伝わってきた」「賛成、反対は分からない。時間がほしい」との意見が出た。国への回答内容を説明した渋谷村長は「議論の場を続けるよう意見を添えた」と強調した。

 国から申し入れがあった3月、村民には…

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