兵庫・情報漏えい不起訴 教授が処分不服で検察審査会に申し立て

社会 毎日新聞 2026年04月14日 19:36

 兵庫県の斎藤元彦知事らの疑惑を文書で告発した元県幹部(故人)の私的情報が複数の県議に漏えいされた問題で、地方公務員法(守秘義務)違反容疑で告発された斎藤氏と片山安孝・元副知事、井ノ本知明・元県総務部長を不起訴とした処分を不服として、大学教授が14日、検察審査会に審査を申し立てたと明らかにした。

 県が設置した第三者委員会は、元幹部の私的情報は井ノ本氏を通じて県議3人に伝わったと認定。斎藤氏、片山氏の指示があった可能性が高いと指摘していたが、神戸地検は3月、斎藤、片山両氏を容疑不十分で、井ノ本氏を起訴猶予でそれぞれ不起訴としていた。

 審査を申し立てた上脇博之・神戸学院大教授は「漏えいの指示をしていないとする斎藤氏の主張は信じがたい。片山氏の容疑不十分は不当で、井ノ本氏の刑事責任は重大だ」と主張している。【前田優菜】

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