【ソウル=石川有紀】在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)傘下の商工会に所属する自営業者らが100人規模で20日から北朝鮮を訪問することが14日、わかった。2024年夏に朝鮮大学校(東京都小平市)の学生らが修学旅行名目で訪朝して以来の大規模な往来となる。北朝鮮に日本国内で集めた資金を持ち込むとの情報もある。大規模訪朝団を通じた資金流入は北朝鮮への送金を禁じた制裁の抜け穴として利用される懸念があり、日韓の関係当局が警戒を強めている。
日韓の情報筋によると、訪朝団は20日に日本を出国して中国・北京経由で平壌入りし、最長で2週間程度滞在する予定。高官の表敬や親族訪問、企業視察などが目的で、ツアー代金は約50万円とされる。
商工会としての訪朝は、新型コロナウイルス対策に伴う国境封鎖措置が解除されて以降、初めてとみられる。