■成長力ランキング 2年の成長度を算出 半導体関連が上位に ■総価値ランキング 「質」と「強さ」で比較 上位4社は接戦 ■データで見る知財戦略の国際比較 経営トップの関与が利益率に直結
日経ビジネスは知的財産情報企業、米レクシスネクシスの分析ツール「パテントサイトプラス」を使って「特許価値成長力ランキング」を算出。同手法のランキングは2023年にも実施しており、今回が2回目となる。ランキングは各社が持つ特許価値の過去2年の成長度合いに基づいて作成。そこには特許の「件数」と同時に「他社が出願する特許に引用された頻度」なども加味している。その分、最新の技術トレンドが反映されやすい特長があり、「勢いのあるイノベーション企業」が見えてきた。
1位の東京エレクトロンは開発競争が激しい半導体製造装置で世界4強。売上高の海外比率が8割強を占める。2位のダイキン工業も売上高の海外比率が7割を超えており、成長力のある特許を生かしながら世界市場を切り開いている姿が浮かぶ。3位の日本たばこ産業では加熱式たばこのほか、医薬事業(25年5月に売却を発表)などが寄与したと見られる。3社は前回調査でもベスト10入りしており、イノベーションの勢いが続く。