iPhoneで次にくるのはAIボタン? 物理ボタン回帰はうれしいけど⋯

科学・医療 Gizmodo Japan 2025年05月28日 20:30
iPhoneで次にくるのはAIボタン? 物理ボタン回帰はうれしいけど⋯

iPhone 15 Proで導入されたアクションボタン。iPhone 16で導入されたカメラコントロールボタン。この次にiPhoneにボタンが導入されるとしたら…、きっとAIボタン。

すでに導入が始まっているAI専用のボタン

タッチスクリーンの操作が便利な一方で、物理的なボタンの手軽さは今も昔も同じ。とくに車の中では、画面を見なくても指先でわかるボタンがどれだけありがたいことか! 一時期、物理ボタン減少の方向にあったガジェット業界ですが、最近は復活傾向へ。iPhoneだって、ホームボタンこそないものの、ユーザーが好きにタスクを設定できるアクションボタンに、スピーディにカメラ機能にアクセスできるカメラボタンと、ボタンの流れがきています。

この流れで次に来るならAIボタン。AIのためだけの物理ボタンです。

実はすでに導入済みの端末も少なくありません。Nothingでは「Essential Key」というボタンがスマホ横に配置されています。これはAI機能が集約されたEssential Space機能の1つで、スクショ撮影や音声メモ録音を設定しておけます。例えば、ボタンを押して「今日の8時発売のチケットの予約をリマインダーして」と音声メモしておけば、AIがそれをサポートしてくれるという流れ。

Motorolaの折りたたみスマホRazr Ultraにも「AI Key」というボタンがあり、AI機能へクイックアクセスすることができます。スマホの利用状況から学習して次に何をするのかを予測してアプリを自動で開いたり、MotorolaのAIであるMoto AIとの音声チャットモードを発動したりが可能。

つい先日、来月の発表が明かされたばかりのOnePlus 13Sには、「Plus Key」というボタンがあることが判明。AppleのアクションボタンとNothingのEssential Keyを足して2で割ったようなボタンで、ユーザーがタスクを好きに割り当てられる上にAI機能へのクイックアクセスの役割ももっているようです。

ただ、リリース済の端末で、このボタンで発動されるAI機能が、まだ実用に足たるほどは使えないという声もあがっています。

時期尚早かも?

テック業界が、昨今、AIにフルコミットしているのは周知の事実。AI専用の物理ボタンがスマホに搭載されるのはある意味自然であり、時間の問題なのでしょう。が、気になるのは、その物理ボタンを一体どれだけの人が使うかということ。

メーカーと消費者の求めるものには差があり、AI機能を搭載しても消費者のスマホの使用満足度は(現時点では)あがらないこと、AI機能に価値を感じないと考える人が少なくないこともわかっています。

AIボタンでさらにAI機能が高まれば、AIサブスクプランがさらに拡大、または、Googleの「Google AI Ultra」のように全部入り抱き合わせサブスクが増えて、何にどれだけ課金しているかわかりづらくもなるかもしれません。

ボタン復活は大歓迎しつつも、物理的なものには空間的制限が必ずついてまわるのはしょうがないこと。制限があるからこそ、本当に使えるものにボタン割り振りしてほしい。今年のAIボタンはまだ時期尚早な気がしています。

…iPhone 20年記念モデルでの搭載、これならありそうですね。

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