カーリング女子で五輪2大会連続メダルのロコ・ソラーレ吉田知那美(33)が28日、北海道北見市内でシーズンスタート会見に出席した。チームでの氷上練習ではリラックスした様子でショットの感覚を確かめた。26年ミラノ・コルティナ五輪シーズンが始動。「今シーズン新しいロコ・ソラーレを見せられるように頑張りたい」と力を込める。
自身4度目となる五輪舞台に立つ準備を進める。「今シーズンが4年間のサイクルで言うと起承転結の結のシーズンになると思う。大事なのは、私たちは立てた目標は達成しているので、どんな目標を立てるかっていうところが一番大事になってくる」と見据える。「私たちはピーキングの強さもあると思っている。勝ちたい大会に向けてどんな準備をするのかというところがゲームのスタート」。まずは第1関門となる9月の3チームによる五輪日本代表候補決定戦(北海道稚内市)に向けて調子を合わせる。
オフは夫で元アルペンスキー選手の河野恭介氏の地元、長野県野沢温泉村で過ごし「オリンピックのバイブスを感じた」と笑顔。「オリンピアンがたくさん住む村で、(同村出身でアルペンスキーの)加藤聖五選手が次の五輪出場を目指している」と、五輪を意識した期間になった。村民からの声援もたくさん受けたという。
日本史上初の銀メダルを獲得した22年北京五輪からの3年間を「机上の空論が減った」と振り返る。「目先の勝ち負けに怖がって挑戦しないみたいなことはすごく減った」と、練習や試合での新たなトライにも積極的だったという。
夏場は北海道内3大会の出場を予定している。初戦は9月の三つどもえ戦と同じ会場で行われる稚内みどりチャレンジ杯(7月31日開幕)。「9月勝つために、本当にまずそれだけに集中できる。そういう意味ではいいピーキングができる」と照準を定める。【保坂果那】