自民ワーキングチーム「選択的夫婦別姓導入」盛り込まず 推進派反発も最終案は座長一任に

政治 産経新聞 2025年05月28日 19:27
自民ワーキングチーム「選択的夫婦別姓導入」盛り込まず 推進派反発も最終案は座長一任に

自民党は28日、「氏制度のあり方に関する検討ワーキングチーム(WT)」(逢沢一郎座長)の会合を開き、選択的夫婦別姓制度に関する「基本的考え方」の修正案を議論した。旧姓の単独使用に向け「法制化を含めた基盤整備の検討を進める」とし、別姓制度導入は盛り込まなかった。別姓推進派と慎重派の主張に隔たりがあり、今後、逢沢氏が最終案をまとめる。

逢沢氏は会合後、記者団に「ここから先は座長判断で進めていく。(修正案に)若干の修正、加筆が必要だと判断した。可及的速やかにより良いものに仕上げる」と述べた。WTの見解は夏の参院選の公約に「反映される性格のものだ」とも語った。

別姓制度に関し立憲民主党、日本の維新の会、国民民主党がそれぞれ衆院に提出した野党3案は近く法務委員会で審議入りする見通しだが、逢沢氏は所属議員の党議拘束の是非について「われわれの手を離れた問題だ」と述べ、党執行部が判断するとの認識を示した。

別姓推進派の井出庸生衆院議員は修正案について「推進側の思いが反映されていない。中身は了解できない」と記者団に語った。

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