力石はヌニェスの攻勢を止めることができず「世界の壁は高い」と言葉を絞り出した。序盤はフットワークでかわしたが、「4回ぐらいから足の動きが極端に重くなって」防戦一方に。世界初挑戦で「試合前に恐怖心があった。自分に負けちゃった」と明かした。
複雑な家庭に育ち、生活が荒れて少年院で2年過ごした。出所後はボクシングに本気で取り組み「あしたのジョー」の力石徹にちなんだリングネームで世界の舞台に立ったものの、IBFフライ級王者の兄・矢吹正道(LUSH緑)との兄弟世界王者はお預け。「足を引っ張って申し訳ない」とうなだれ、今後についても「泥を塗ってしまって、今は何も言えない」と話した。