DeNAの筒香が、沖縄・宜野湾キャンプに良い状態で臨んでいる。3日の打撃練習では次々とスタンドへ打球を運び、一、三塁での守備練習も軽やかにこなした。オフもほぼ休みなく調整を続けただけに、「感覚的にはすごくいい。体も動いている」と表情は明るい。
相川新監督から指名を受け、7年ぶりに主将を引き受けた。昨オフの契約更改からチームの意識改革を促してきた34歳は、「戦力はあるといわれながら、優勝できていないのには必ず理由がある」。1998年以降遠ざかるリーグ優勝へ、嫌われ役もいとわない覚悟だ。
「いい緊張感が今のチームにはある」とナインの変化を感じながら、自身の調整にも余念はない。米球界から復帰2年目の昨季は、終盤に感覚をつかんでチーム最多の20本塁打を放った。全体練習後には若い選手に交じって居残りで打ち込み、たっぷり汗をかいた。
「勝利のために犠牲をいとわない。彼の姿勢はいい勉強になる」と指揮官は全幅の信頼を寄せる。勝つ集団へと変わるべく、キャプテンが背中で示していく。(川峯千尋)