プロ4年目のさらなる進化を目指し、阪神の森下翔太が活気あふれる鍛錬を積んでいる。
沖縄・宜野座キャンプの3日目、初めての昼の特打では、外野フェンスを悠々と越える力強い打球を飛ばし、55スイングで12本の柵越え。「いつも通り」と淡々とした口調ながらも、オフの自主トレで一回り大きくなった体でパワーを見せつけ、順調な調整ぶりをうかがわせた。
シートノックでは、中堅守備にも就いた。チームでは右翼が中心だが、日本代表に選ばれた3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では中堅で起用されることも想定したものだ。
「どこでも守れるようにやっていきたい」。臨時コーチとして走塁や守備を指導したOBの赤星憲広さんには意欲的に中堅守備の助言を求めた。「ゴールデングラブ賞を何度も取っている方。聞いてみたかった」。大舞台への備えもぬかりはない。
今季も主砲・佐藤との仲良しコンビは健在。一方でライバル心も持ち続ける。個人成績の目標は昨季の23本塁打を大きく上回る35本塁打。勝負強さを誇る25歳には風格が漂っている。(嶋田知加子)