米穀安定供給確保支援機構は6日、向こう3カ月のコメ価格の見通しに関する3月の指数が前月より1ポイント増の27になったと発表した。節目の50は6カ月連続で下回り、引き続き先安観が優勢だった。指数は昨年8月に69を付けたが、その後はコメ余り懸念を背景に軟調な見通しが続いている。
全国の生産者や卸売業者、小売業者に調査を実施して指数を算定した。価格が「安くなる」や「やや安くなる」の回答が多いと50を下回る。
農林水産省は2025年産のコメは大幅増産となったことから、今年6月末時点の民間在庫量が例年より多くなるとみている。
取引関係者はコメ需給の緩和を理由に価格下落を見込んでいる。向こう3カ月のコメ需給動向の指数は前月比5ポイント減の21。需給は「緩む」との回答が多く、7カ月続けて節目の50を下回った。