日銀は6日に公表した4月の地域経済報告(さくらリポート)で、全国9地域全ての景気判断を据え置いた。ただ中東情勢の緊迫化による原油高で、仕入れ価格上昇や工場の稼働率引き下げといった影響が出ているとした。企業からは、事態の長期化で企業収益や個人消費が悪化しかねないとの声も上がった。日銀は中東情勢の影響を精査し、4月の金融政策決定会合での利上げを慎重に判断する。
景気判断は、6日開いた支店長会議で報告された。各地域の景気について、一部に弱めの動きもみられるものの、全ての地域で「緩やかに回復している」「緩やかに持ち直している」などと総括。1月の前回報告から判断を据え置いた。