浜松いわた信用金庫、災害復旧ローンの取り扱い開始 個人向け

経済 日経新聞 2026年04月08日 15:35

浜松いわた信用金庫(浜松市)は災害発生時に低金利で貸し付けを行う「災害復旧ローン」の取り扱いを始めたと発表した。迅速な資金支援につなげる。

1日から取り扱いを始めた。自然災害により財産の被害を受けた18歳以上の個人を対象とする。罹災(りさい)証明書がなくても店頭で被害状況を確認できれば融資する。災害救助法の適用から最速3営業日ほどで受け付ける。変動金利を適用し、現時点では1%前後の低金利となる見込みだ。

融資期間は1〜15年。自動車や住宅、医療費など使途を定めたローンは1万〜1000万円の範囲で貸し付ける。使途ごとにローンを組むことができる。使途を定めない生活資金は50万円以内で災害ごとに1回限りで融資する。

しんきん保証基金(東京・中央)が保証する。同基金は2025年の1年間で類似の災害復旧ローンを、全国19の信用金庫で962件取り扱い、融資総額は26億円にのぼる。激甚災害の増加に伴い、被災者の生活再建を支援するローンの重要性は高まっている。

静岡県では南海トラフ地震の発生が想定されている。同金庫は2月に防災や減災対策に関する「地域レジリエンス戦略」を発表しており、災害復旧ローンもその一環となる。

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