中国商務省は27日、欧州連合(EU)加盟国の在中国企業幹部らを集めた会合を開き、半導体のサプライチェーン(供給網)の安定を共同で守るよう呼びかけた。中国メディアによると、輸出規制対象としたレアアース(希土類)について、欧州の半導体企業向けは輸出許可が出やすくなる可能性があるという。
中国側は会合で、トランプ米政権を念頭に「一国主義やいじめ行為に断固反対する」と表明。中国とEUが半導体分野で協力を深めることが世界経済の成長に役立つと強調した。
中国は4月、レアアース7種を輸出規制対象に加え、対象品目を輸出する場合は当局の許可が必要になった。米国の「相互関税」への対抗策の一環で主に米国向けを念頭に導入したとみられるが、実際には世界各地の企業向けの輸出が滞る影響が出ている。(共同)