2025年4月1日、グラフィックデザイナーでTSDO(東京・中央)代表の佐藤卓氏が、京都芸術大学の学長に就任した。1980年代からデザインの仕事を続け、東京・六本木にある21_21 DESIGN SIGHTの館長やNHK Eテレの「デザインあ」「デザインあneo」の総合指導などを務める佐藤氏は、「すべての人にデザインマインドが必要」と考える。
「以前から、『教育の現場に携わってもらえないか』といった相談があるにはありました」と語る佐藤氏。しかし、十分な時間を確保できないなどの理由から継続的な講義などは断ってきた。
デザイン教育を重要だと考えるからこそ、これまで、本格的に引き受けることはなかったという。
しかし今回、京都芸術大学の学長に就任した理由の一つが、京都芸術大学が掲げる「藝術立国」にある。これは同大学の芸術を学んだ学生が社会を変えるという意味を持つ教育目標だ。