セブンのたまごサンドが外国人に人気 SNSの拡散が売り上げに直結

経済 日経トレンディネット 2025年05月29日 06:01
セブンのたまごサンドが外国人に人気 SNSの拡散が売り上げに直結

全国のセブン-イレブンに外国人客が増加し、専用の商品棚を置く店舗も出てきている。SNSでの口コミが話題となり、「たまごサンド」「チョコっとグミ シャインマスカット味」などが人気を集める。外国人客にとってセブン-イレブンは、「観光地で立ち寄る便利な場所」から、「滞在中の日常生活に欠かせない場所」へと変わりつつある。

 日本全国に広がるコンビニエンスストア「セブン-イレブン」。最近、その店舗に変化が起きている。東京や大阪などの大都市圏だけでなく、「近年は地方の店舗にも外国人客が訪れるようになっている」とセブン-イレブン・ジャパンオペレーション本部オペレーションサポート部オペレーション情報副総括マネジャーの吉村浩司氏は語る。

 2024年度はセブン-イレブンの2万1000店を超える全店舗のうち、99.4%に外国人客の来店実績が見られた。

 なぜ、都市部や主要な観光地だけでなく、全国的に外国人客が増加しているのか。

 外国人客は2010年代まで、東京や大阪などの大都市圏に滞在し、家電や免税商品を大量に購入する“爆買い消費”が大半だった。そこから徐々に、地方での体験を重視する消費行動に変わりつつある。

 例えば、海外でも人気を誇るアニメや映画の“聖地巡礼”として、地方を訪れる外国人が増加しているという。地方の民家が民泊として利用されるようになり、地方に訪れやすくなったことも拍車をかけている。

 外国人客が地方を訪れる回数が増えた結果、地方の店舗に訪れる回数が増加しただけでなく、来訪目的にも変化が生まれた。ホテルや民泊での滞在中の食事を買うために利用するなど、外国人客にとってのセブン-イレブンは「観光地で立ち寄る便利な場所」から「滞在中の日常生活に欠かせない場所」へと変わりつつある。

 食料の調達や日用品の購入など、日本人と同様の使い方がインバウンド(訪日外国人)層にも浸透してきたといえる。

 地方にあるセブン-イレブンで、外国人客は何を購入しているのか。特に人気の高い商品を見ると、興味深い傾向が見えてくる。

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