「農業の担い手を確保」「ふるさと住民登録日本一めざす」岩手・花巻市長選前に公開討論会

政治 産経新聞 2026年01月15日 16:55
「農業の担い手を確保」「ふるさと住民登録日本一めざす」岩手・花巻市長選前に公開討論会

18日告示、25日投開票の岩手県花巻市長選に立候補を予定する無所属新人3氏が14日夕、市内のホールで行われた花巻青年会議所主催の公開討論会に出席し、「中山間地域の振興に取り組む」「関係人口を増やす」などと政策を訴えた。

市長選には、市議3期目で市長選への出馬を決めた高橋修氏(55)、元県スポーツ文化部長の小原勝氏(61)、震災復興NPO法人代表の葛巻徹氏(48)の3人が立候補を予定。現職で3期目の上田東一市長(71)は任期限りでの引退を表明している。

公開討論会で、3氏は「子育て・教育」「経済成長と産業振興」「福祉・医療」の3テーマについて政策を紹介。花巻の基幹産業の一つである農業振興について、高橋氏は「中山間地域の基盤整備などに取り組む」。小原氏は「私も農家のせがれ。国の政策が揺れ動く中で現場は大変だ。何よりも担い手確保の取り組みを支えていく」と述べた。葛巻氏は「欧州のアグリツーリズモ(農村民泊)を取り入れていきたい」と語った。

最後のアピールでは高橋氏が、すでに投票先を絞っている有権者に向けて「何が決め手になったのでしょうか。『ここは○○さんの地盤だ』とか『○○さんの先輩・後輩だ』などとよく聞くが、理想は公約の是非だと思う」と訴えた。

小原氏は「これまで県で仕事をしてきたが、県ではできなかった市民と密着した仕事により、もっと魅力的な花巻を作って次世代へつないでいきたい」。葛巻氏は「関係人口という花巻のファンや応援団を増やしていく」とし、国が地方創生の切り札として令和9年の開始を目指す関係人口の登録制度「ふるさと住民登録制度」に言及し「ふるさと住民登録の日本一を目指したい」と語った。

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