トランプ米政権が先月の日米首脳会談の内容発表に、両首脳が直接言及しなかった台湾海峡の安定を求める文言を盛り込んでいたことが5日、分かった。複数の関係者が明らかにした。日米の事前協議を踏まえたもので、日本側の発表に同様の文言はない。中国の台湾侵攻に反対する立場をトランプ政権が自主的に示した形で、日本側は歓迎している。
高市早苗首相とトランプ大統領は3月19日、ホワイトハウスでの首脳会談と夕食会で議論。共同声明はまとめず、日米それぞれが会談内容を説明する文書を出した。
外務省の発表文は、両首脳の具体的な発言を踏まえ「中国をめぐる諸課題について意見交換を行い、日米で緊密に連携していくことを確認した」と説明。「台湾」に触れなかった。