近鉄百貨店が10日発表した2026年2月期連結決算は、売上高が前期比9.0%増の1254億円、純利益は6.4%増の37億円だった。免税売上高は中国人団体客の減少などが響いて、3割ほど減った。一方で、大阪・関西万博の公式ストアの売り上げが想定を大幅に上回り、業績を牽引(けんいん)した。
万博公式キャラクター「ミャクミャク」は昨年10月の万博閉幕後も根強い人気を誇り、あべのハルカス(大阪市)に入る本店内の公式ストアは営業を継続している。
近鉄百貨店は27年に横浜市で開かれる国際園芸博覧会(花博)会場内での公式ストア出店が内定し、梶間隆弘社長は大阪市内で開いた記者会見で「万博で商品開発力が増大した実感がある。これで終わらせずに次につなげたい」と意気込んだ。
27年2月期の連結業績予想は、万博関連の反動減により、売上高が8.3%減の1150億円、純利益は0.2%減の37億円を見込む。