キリン、第三のビール「本麒麟」をビールに転換 酒税改正でサントリーの「金麦」に続き

経済 産経新聞 2026年01月16日 22:28
キリン、第三のビール「本麒麟」をビールに転換 酒税改正でサントリーの「金麦」に続き

キリンビールは、第三のビール「本麒麟」を、10月の酒税改正に合わせて麦芽の比率などを変更し、通常のビールとして発売すると発表した。ブランドの知名度を生かしたまま、ビールとして消費者の満足感を上げる。サントリーも既に第三のビール「金麦」をビールに〝格上げ〟する同様の戦略を発表しており、競争が激化しそうだ。

今回の酒税改正でビール類の税率は統一され、発泡酒と第三のビールが税率引き上げとなる一方、ビールは引き下げとなり手が届きやすくなる。キリンビールの堀口英樹社長は東京都内で開いた記者会見で「市場は間違いなく変わる」と述べ、第三のビール市場は縮小する一方、通常のビールは伸びると指摘。人気商品の本麒麟のビール化で「独自価値を向上させる」と強調した。

本麒麟は2018年の発売で、ビールの味に近いコクと飲み応えで支持されてきた。麦芽比率を増やし、ホップの香りも際立たせる。手頃な価格帯は維持する方向で検討している。

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