しずおかフィナンシャルグループ(FG)傘下の静岡銀行は、医薬・化学系卸のアステナホールディングス(HD)に対して山梨中央銀行、八十二長野銀行とともにシンジケートローン(協調融資)を行ったと発表した。アステナHDの事業基盤強化や成長投資資金にあてる。
実行日は3月31日で、融資額は非公表。3行で組む広域連携の枠組み「富士山・アルプスアライアンス」の取り組みの一環で、県境を越えた地域産業の発展につなげる狙いだ。
アステナHDは製薬企業の研究開発や製造工程の外部委託ニーズが高まる中、医薬品開発・製造受託事業や化粧品原料の供給などを手掛ける。HD傘下のグループ会社が静岡県や長野県に拠点を置く。
今回の協調融資で主幹事(アレンジャー)を務める静岡銀は「今後もアライアンスのネットワークを生かしながら、地域企業の成長投資や事業基盤の強化を金融面から支援し、地域経済の持続的な発展に貢献する」と説明している。